書く楽しみを満喫できる、万年筆ユーザー必携のLIFEノーブルノート

女性疑問(イラスト:ヘイソン・ニャー)

万年筆を使い始めたんですが、手元にあるノートに書くとにじんでしまいます…

万年筆向けのノートってないですか?

筆者真顔(イラスト:ヘイソン・ニャー)
筆者

筆者は、LIFEノーブルノートを愛用しています。

大学ノートに比べて少し割高ですが、にじみにくく、書き味も滑らかです。

また、ページ数が多いので、頻繁に買い換える必要がありません。

万年筆を使い続けて感じるのは、「万年筆は紙を選ぶペン」だということ。紙質によっては引っ掛かったり、滲んだり。

この記事では、万年筆ユーザー必携といっても過言ではない「LIFEノーブルノート」についてレビューします。

万年筆の相棒

以前のエントリーでも書きましたが、モレスキンは万年筆インクの裏抜けがひどく、選択肢としては論外。

外出先では上記エントリーで紹介しているアピカのハードカバーノートを使用。自室では、万年筆の相棒としてLIFEノーブルノート(B5・方眼)を愛用しています。

ライフ ノーブルノート 方眼 B5 N32

普通の大学ノートに比べてやや値が張り、コスパはあまり良くないですが、万年筆との相性は抜群。

いろいろなメーカーのノートを試してみましたが、結局ノーブルノートに落ち着いています。

方眼があるというのも結構大事なポイントで、ロジックを書くときはマス目が活躍します。図や表も書きやすいですし。

無地や罫線のノートを使ったこともありますが、マス目があった方が使いやすいです。

方眼が字を書く目安にもなるのでしょう。

愛用している万年筆は、パイロットのカスタム74(FKK-1000R-B-F)。普段使いということで、太さは標準的なF。

文具店の店長さんに勧められて購入しました。

値段もそこそこリーズナブルでしたし、最初に買う金ペンとしてはこれかなと。

店長さんいわく、

「日本語は画数の多い漢字を使うため、外国製(ペリカン、モンブランなど)の万年筆では太すぎる。日本人には国産万年筆が良い」

とのこと。

カスタム74では、インクはパイロット純正のブルーブラックインクを使っています。

これをコンバータに入れて使います。この方がカードリッジを買うよりコスパが良いです。

パイロットの70mlのインク瓶は、内部にインクを溜める仕掛けがあり、残り少なくなってもインク補充がしやすいのが良いです。

それ以前は、SafariのLAMYを使用。5本くらい色違いで持っていました。

LAMYはドイツの子どもの教材用に作られただけあって、頑丈で取り扱いやすいのが良かったです(LEGOブロックと同じ素材だそうです)。

LAMYは鉄ペンなので、書き心地が硬く、インクフローは少なめです。

LIFEノーブルノートの特長

紙質〜インクが滲まない、裏移りしない

ライフのオリジナル用紙である「ライフライティングペーパー」が使われています。

モレスキンと違い、インクの滲みも裏移りの心配もありません(ロットによってはやや滲みが発生するものもあります。気になる程ではないですが)。

紙の色は淡いクリーム色。私はこの色合いも好きです。純白より目に優しい気がするので。

滲み・裏移り具合を検証してみます(写真は紙のクリーム色が濃く写っているかも)。

滲みもなく、インクの濃淡が綺麗に出ます。紙にインクが乗ってしばらくすると染み込んでいく感じ。

LIFEノーブルノートのインク裏移り検証

裏面はこの通り。まったく裏移りがありません。

LIFEノーブルノートのインク裏移り検証

快適な書き心地

スケートリンクを滑るようにスルスル書けます。

ちょっと滑りすぎるかな?という人は、ミドリのMDノートが良いかもしれません。こっちはちょっとだけ引っ掛かりがあります。

ページ数の多さ

ノーブルノートは100枚 200ページ。普通の大学ノートに比べて少し重量と厚みが増えます。

ページ数が多いので、頻繁に買い換える必要がないので助かります。

薄手の4冊を糸綴じで束ねるという独特の綴じ方が施されているとのこと。

頑丈でバラけることはありませんが、開き具合は△。

180度綺麗にパカっと開いて欲しいのですが…

LIFEノーブルノートの独特の綴じ方
独特の綴じ方のライフノーブルノート。4冊のノートが束ねられている。

ラインナップ

ノーブルノートのラインナップは次の通り。

  • ノート(A4、B5、A5、B6)
  • メモパッド(B7)
  • リングノート(127mm×80mm)
  • ミニノート(A7)

上記全て、方眼(赤い表紙)、横罫(水色の表紙)、無地(茶色の表紙)のバリエーションがあります。

MDノートとの比較

LIFEノーブルノートのライバルとしてよく比較されるのが、ミドリのMDノート。こちらも紙質が上質で、万年筆向けのノートです。

  • 表紙はシンプルな方が良い
  • ノーブルは滑りすぎる
  • ノーブルのクリーム色が濃すぎる
  • ノートは180度綺麗に広げたい

上記に当てはまる人はMDノートを選んだ方が良いでしょう。

とりあえず両方買って、自分にしっくりいく方を使うのも良いと思います。

MDノートの方眼のマス目ははちょっと独特で、「L」字を均等に並べたようなものになっています。

残念なことに、MDノートにはB5サイズのノートがラインナップにありません(A5と変形A4はあります)。

価格はやや高い

LIFEノーブルノートは、ノートの割にはややお高めの価格になっています。

1ページあたり単価は6.48円(方眼・B5、定価の場合)。

コクヨのキャンパスノートのページ単価2.88円と比べると、2倍以上の差があります。

実は、以前、コクヨのB5方眼ノートを使っていた時期があります。

セブンイレブンにいつも置いてあるので求めやすく(ノーブルやMDは文具専門店にしか置いていない)、200円と手頃な値段ということもあって愛用していました。

しかし、万年筆の引っ掛かりが気になり、結局LIFEのノーブルノートに戻ってしまいました。

手で書くことの良さ

仕事でのメモや記録はデジタルツールを使っています。

デジタルデータは、活字で記録されるので読みやすいし、何より後から検索しやすいのが特長です。

一方で、物事を深く掘り下げたり、考えをまとめたり、発想を広げたりするには、手書きが良いです。

字だけでなく図やイラストも簡単に描けますし。

そして、実際に手で書いた自分の字や図形やイラストがいろいろなことを物語ってくれます。

その時の気持ちだったり、体調だったり。

その上、考え方のプロセスも可視化できます。

頭の中にあるものを書き出すと思考が整理され、解決策や新しいアイディアが閃くときもあります。

書くことを続けやすい環境づくり

紙の上で万年筆のペン先がしなやかに滑る感覚が、書くモチベーションを与えてくれます。

この「書く楽しみ」を実現するためには、(値段が割高でも)それなりに良い紙を用意する必要がある、というのが本エントリーの結論です。

何にでも当てはまりますが、物事を「続ける」ためには、「続けやすい環境を作る」ことが大切です。

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この記事を書いた人

豅 純吾(ながたに じゅんご)

デジタルガジェット好きブロガー。
iPhoneは初代から、iPadは2世代目から使っています。
このサイトでは、筆者の体験を元に、オンライン生活に役立つテクニックやガジェットなどを紹介します。

島根県松江市を拠点に、Webクリエイター・グラフィックデザイナー・カメラマンとして活動(公式サイト:Jungo Web

アイコンイラスト:ヘイソン・ニャーさん(TwitterInstagram