万年筆ユーザーがモレスキンの代わりに使えるハードカバーノート

女性お悩み(イラスト:ヘイソン・ニャー)

友達に勧められてモレスキンデビュー。

お気に入りの万年筆で書こうと思ったら、インクが裏に写ってしまって…

せっかく高いノートを買ったのに、これじゃ使えない…

筆者汗(イラスト:ヘイソン・ニャー)
筆者

モレスキンは、万年筆向けではないですね…

鉛筆やボールペンで使うのには良いのですが。

同じような厚表紙のアピカハードカバーノートは、裏写りしないので、万年筆ユーザーにおすすめですよ。

万年筆ユーザーを悩ませる「モレスキンの万年筆裏抜け問題」。

モレスキンは、わりと良いお値段がするので、愛用の万年筆が使えないのは辛いですよね。

この記事では、万年筆愛用歴10年の筆者が、モレスキンの代わりに使えるハードカバーノートを紹介します。

モレスキンと万年筆インクの相性

実際にモレスキンに万年筆で書いて検証してみます。

検証に使った文房具

書いたそばからインクは滲みだす。

盛大な裏抜け。片面だけ使えと。。。

ペリカンの古典ブルーブラックは裏抜けしにくいとのことですが、このモレスキンは見事に外れロット。

なぜモレスキンの裏抜けは改善されないのか?

理由① 値段の上昇を防ぐため

紙質の改善するために設備投資をすれば、当然価格に反映せざるを得ません。

ただでさえ高額なノートなのにさらに値が上がれば、離れるユーザーが出てくるのをメーカーは懸念しているのかも。

理由② モレスキンは最初から万年筆ユーザーをターゲットにしていない

モレスキン公式サイトにはこう書かれています。

The paper in Moleskine products is perfectly suited to the inks in Moleskine pens and the major ballpoint and roller gel pens.

via:Moleskine – myMoleskine

(リンク先のフォームで、「① Quality Control」→「② What pen can I use on Moleskine paper?」と選択すると現れるメッセージ)

「モレスキン製品の紙はモレスキンペンのインク及び主要なボールペンとローラーゲルペンに最適です」とのこと。

メーカーも万年筆は推奨していないようです。このハードカバーのノートに万年筆で書きたいのに…

理由③ とりあえず現状で売れている

モレスキンのマーケティング戦略は、他のノートメーカーの追随を許さないものがあります。ゴッホ、ピカソ、ヘミングウェイから愛されたという宣伝文句でブランド力を高めています。

(実は、この時期にいろんなメーカーから、同じような形のハードカバーノートが販売されいたのが真相らしいです。あたかも彼らがモレスキン「だけ」を使っていたかのように宣伝されていますが…)

また、スターウォーズ、コカ・コーラ、ドラえもんなどとのコラボ商品でヒットを飛ばしています。

実際売れているのであれば、特に紙質を改善しなくても良いとメーカーは考えているのかも。

モレスキンの「売り」は紙質ではなく、堅牢さ

2ちゃんねるでは「高級わら半紙」と揶揄されるモレスキン。とはいえ、ハードカバーの便利さは多くの人が認めるところ。

硬い表紙で覆われ(撥水加工もあり)、綴じもしっかりしているので、モレスキンは保存性に優れています。

自分の大切な記録をいつまでも保存しておきたいユーザーにとって、これは何よりも勝るメリット。

同じ型の商品が安定して供給されているのも信頼性向上に貢献しています。

どうしても万年筆を使いたい

多くのユーザーから要望はあっても、今後モレスキンが、万年筆ユーザーにとって優しい紙質になる見込みはなさそうです。

私は、普段はパイロットの万年筆・カスタム74を愛用しています。

インクは純正の色彩雫「紺碧(コンペキ)」を使い、その書き味を楽しんでいます。

また、自宅では、ライフのノーブルノートというノートを使っています。

ノーブルノートはサラサラした書き味で、裏抜けもしない良質なノートなのですが、表紙が薄くすぐボロボロになってしまうため、持ち出しには不向きです。

キングジムのマグネット式のノートカバーを使っていたこともありますが、全体的なサイズが大きくなってしまうデメリットがあります。ノートと一体となったモレスキンの厚く堅い表紙は羨ましい。

ハードカバーの利点

頑丈でノート自身が崩れない

ハードカバーノートの良さは、頑丈であること。

厚く丈夫な表紙で覆われているので、バッグの中やポケットの中に入れたり、多少乱暴に扱ったりしても型崩れしません。

机がなくても書ける

アイディアが閃いた時、大事な用事をすぐにメモに取りたい時、机がなくて書きにくい…そんな経験はありませんか?

例えば、銀行の待ち時間、電車やバスでの移動中、駅の待合などなど。

ハードカバーのノートは、表紙が固く、下敷き代わりになるので、その場で立ったままでも書けます。

アピカハードカバーノート

モレスキンと同じようなサイズ・ページ数で、万年筆で書いても裏抜けしないノートを探し続けたところ、「アピカ プレミアムCDノート ハードカバー」というノートを見つけました。

モレスキンとの比較

コストパフォーマンスが高い

ハードカバーノートはどうしても高くなる傾向にありますが、それでもモレスキンよりは安く上がります。

※価格は2018年3月のものです。

万年筆で書いても裏抜けしない

インクの裏抜けを検証してみました。

裏はこんな感じ。全くと言っていいほど裏抜けはありません。

モレスキンとほぼ同じサイズ

B7サイズのアピカハードカバーは、縦12.8cm×幅 9.2cm。モレスキンポケットは、縦18.5cm、幅9.5cm。

モレスキンポケットとほぼ同じ幅で、長さが少し短い。上着のポケットに入る大きさです。

モレスキンと同じページ数

アピカハードカバーもモレスキンポケットも192ページ。

ある程度ページ数があると、後から見直せる期間が長いのがメリットです。

頻繁に買い換える必要もなくなります。

取り外し式のゴムバンド

モレスキンと違ってゴムバンドは取り外し式。私が購入した黒表紙のものにはワインレッドのゴムが付属していました。

バンドがあると、カバンの中でノートが開いて中身がボロボロになるのを避けることができます。

取り外し式なので、万年筆と一緒に留めておけるのが便利です。

探し求めていた万年筆対応のハードカバーノート

ようやく万年筆と一緒に使えるポケットサイズのハードカバーノートに巡り合えました。

これからしっかり使っていきたいと思います。

それぞれのスペックを表にまとめてみました(2018年3月の情報です)。

ノート名表紙紙の色方眼の色ページ数税込価格頁単価
(価格÷ページ数)
モレスキンポケットハードカバー白に近いグレーグレー192頁1,944円10.125円
アピカ プレミアムCD ノート ハードカバー 方眼罫 A5ハードカバーグレー192頁1,260円6.6円

ハードカバーノートは、シャツの胸ポケットに入れるは大きすぎるので、ロルバーンのポケット付メモと、シグノ RT1(0.38mm)を携帯しています。

思いついたアイディアや出先で聞いたことをメモするときに使います。

ミシン目があるノートは、ストック(保存)には不向きですが、書いたメモ切り離して机やノートに貼るときに重宝します。

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この記事を書いた人

豅 純吾(ながたに じゅんご)

デジタルガジェット好きブロガー。
iPhoneは初代から、iPadは2世代目から使っています。
このサイトでは、筆者の体験を元に、オンライン生活に役立つテクニックやガジェットなどを紹介します。

島根県松江市を拠点に、Webクリエイター・グラフィックデザイナー・カメラマンとして活動(公式サイト:Jungo Web

アイコンイラスト:ヘイソン・ニャーさん(TwitterInstagram