チーム水燈路 WEBサイトOPEN
2019年4月11日、「チーム水燈路」のWebサイトを公開しました。私は、チーム水燈路の広報担当として、制作・デザインに携わりました。
レスポンシブデザインですので、スマートフォンやタブレットの表示にも対応しています。
水燈路広報チームのメンバーには、企画段階から協力してもらいました。
「チーム水燈路」は、松江水燈路を盛り上げる有志の集まり。このWEBサイトは、市民参加に興味を持たれた方、現在進行形で市民企画やボランティアに参加している方に情報を届けるためのサイトです。
SNSによる情報発信
毎年秋に行われる、松江の光のイベント「松江水燈路(すいとうろ)」は、多くの市民有志の皆さんによって支えられています。
イベント本番では、たくさんの市民企画が開催され、会場の設営には多くのボランティアの方々が協力してくださいます。
そういった市民の皆さんに向け、これまで広報チームでSNSを中心に情報発信を行なっていましたが、広く情報を発信する際、SNSだけでは不足だと感じていました。
SNSが苦手とする部分
情報のストックが苦手
SNSはリアルタイムな情報発信には威力を発揮しますが、古い情報が新しい情報の下に埋もれてしまいがちで、情報のストックには不向きです。
また、公開されるコンテンツの配置・見せ方は、それぞれのサービスの運営側に委ねられており、カスタマイズが難しいです。
公開した情報にいつでもアクセスしやすく設定するのは、WEBサイトの方が得意です。
検索サイトからのアクセスが苦手
市民企画やボランティアに参加したいと考えている人が、GoogleやYahoo!で検索したとき、SNSの個別の投稿はヒットしにくくなっています。
アカウントを持っていない人に情報を届けることが苦手
クローズ型のSNS(Facebookなど)では、アカウントを持っていない人に情報を届けることが難しいです。WEBサイトであれば、情報がオープンになるので、その問題はありません。
市民に情報を届けるためのWEBサイト
松江水燈路では、従来から「市民でつくる水燈路」という考え方を大切にしています。「チーム水燈路」のメンバーになることで、さまざまな形で水燈路に参加することができます。
市民参加者に向けて広く情報を発信するために、SNSだけでなく、オリジナルのWEBサイトを立ち上げたいという思いを持っていました。
制作画面
サイトはWordPressで制作していますが、Adobe XDというアプリで公開前のデザインをメンバー間で共有しました。
直感的にテキストや画像を配置していけるので、快適に作業することができます。
長いことWEBサイト制作に携わっていますが、こういった便利なツールが増えてきたおかげで、一昔前に比べ制作時間が短くなって助かっています。
使用テーマ
ベースとなるWordPressテーマは、株式会社ベクトルの「Lightning」です。コーポレート向けのテーマなので、シンプルでかっちりしたデザインのサイトを作るときは重宝しています。
レスポンシブ対応。日本語表記で、WordPressの新しい機能・Gutenbergにも対応しています。
様々なデバイスでの表示確認
市が主催するイベントの関連サイトであり、多くの人が閲覧しますので、いろいろな環境で表示されることを想定する必要があります。
広報チームのメンバーにも協力してもらい、パソコン・タブレット・スマートフォンでのサイト表示を確認しました。
特に、私も家族もiOS端末(iPhone・iPad)しか持っていないので、アンドロイド端末の表示確認はメンバーに助けてもらいました。
パソコンのブラウザ(Google Chrome)のデベロッパーツールで、スマホやタブレットの表示を確認することはできますが、実際にスマホで閲覧すると、画像の位置やタップ後の挙動に不具合があることがわかりました。
デベロッパーツールの表示はあくまでシミュレート。実機での確認も、公開前の大切な作業だと思います。
メンバー募集中。ぜひご覧ください
「チーム水燈路」WEBサイトは、水燈路へ市民参加される方に向けたサイトです。
市民参加プログラムの一覧、市民企画の概要説明、市民企画の行事案内などを掲載しています。
今後は、市民企画の書式データをダウンロードしたり、過去の企画の事例なども掲載する予定です。
水燈路に参加したいという方、市民企画やボランティアに興味があるという方、ぜひご覧になってみてください。